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「冷凍食品を使うことは手抜き」をブロック解除

並んでいる冷凍食品を見ながら、少し気になった

*目次

夕子さんは毎日の献立に頭を悩ませています。職場の同僚は冷凍食品をよく使っているようでした。夕子さんには、冷凍食品を食卓に並べることに抵抗があります。気になった夕子さんはブロック解除してみることにしました。

同僚と夕食の献立の話をしていたら

「今日の夕食、何にしようかしら」
仕事を終えた夕子さんは、帰り支度をしながら同僚と話していました。
「毎日献立を考えるのって、本当に大変よね」
すると同僚が言いました。「面倒なときは、私は冷凍食品にしちゃうの。最近の冷凍食品っておいしいし便利よ。助かるわ」
夕子さんは少し驚きました。冷凍食品を夕食に使うという発想が、あまりなかったからです。
夕子さんにとって冷凍食品は、
『お弁当のおかずが一品足りないときに使うもの』
『どうしても時間がないときの最後の手段』
冷凍食品を使うのは手抜きで、夕食のメインとして食卓に並べるものではないと思っていました。

冷凍食品を夕食のメインとして食卓に並べるのは手抜き

同僚の話を聞きながら、夕子さんの心は少しざわつきました。

「夕食が冷凍食品なんて手抜きじゃないの?」そんな思いが浮かび、どこかモヤモヤした気持ちになりました。

スーパーで気になった冷凍食品

仕事帰りに、夕子さんはスーパーに立ち寄りました。同僚との会話が、まだどこか心に残っています。
「最近の冷凍食品っておいしいのよ」
夕子さんは冷凍食品の売り場の前で足を止めました。並んでいる商品を見ながら、少し気になったのです。

「本当においしいのかしら?そうだわ。こういう時はブロック解除ね」
夕子さんは、数年前にマインドブロックバスターの資格を取っていました。気持ちがモヤモヤするとブロック解除して乗り切っています。

夕子さんはさっとブロック解除しました。
「もしかしたら、思い込みなのかもしれない」そんな気持ちも浮かびましたが、その日はやはり冷凍食品を買うことはありませんでした。

並んでいる冷凍食品を見ながら、少し気になった

それでも、どこか気になる気持ちは残っていました。
そのとき、売り場の近くにあったチラシが目に入りました。いつもなら気にも留めなかったはずですが、この日はなぜか気になったのです。
「冷凍食品モニター募集」
工場見学付きの案内でした。
「試してみるだけなら…」夕子さんは応募してみることにしました。自分でも意外でした。
「試す気になったのってブロック解除の効果かしら?」

冷凍食品への思い込みが変わった

数日後のことです。夕子さんのもとに一本の連絡が入りました。スーパーで応募した冷凍食品モニターに当選したという知らせでした。
「本当に当たったのね」夕子さんは少し驚きました。
こうして夕子さんは、冷凍食品の工場見学に参加することになりました。
工場では、冷凍食品がどのように作られているのか、実際に製造の様子を見ながら話を聞きました。

実際に製造の様子を見ながら話を聞いた

作りたての料理を急速に冷凍することで、おいしさや栄養を保つことができるそうです。品質管理や衛生管理が徹底されています。
そのとき、原材料についての説明もありました。産地や品質など細かいところまで気を配って、新鮮でおいしい食材を選んでいるそうです。
夕子さんは驚きました。「冷凍食品なのに、こんなに原材料にこだわっているんだ」
説明をしてくれた社員さんは、商品のことをとても誇らしそうに話しています。社員さんから、食べる人のことを考えて商品を作っている熱意が伝わってきました。
工場で行われているたくさんの工夫や高度な技術を見ているうちに、これまで持っていた冷凍食品への印象が少しずつ変わっていきました。
「冷凍食品は手抜き、最終手段」これは、夕子さんの単なる思い込みだったのかもしれないと思いました。
工場見学の最後に、参加したモニターの人たちは、冷凍食品のサンプルをたくさんいただきました。

冷凍食品のサンプルをたくさんもらった

餃子やチャーハン、グラタンなど、いろいろな食品が入っています。
夕子さんも大きな袋を受け取りました。
「今日の夕食に家族で食べてみようかしら」そう思いながら、夕子さんは家路につきました。

冷凍食品がメインのおかずに

「今日の夕食はもらった冷凍食品にしましょう」
夕子さんは夕食に冷凍食品を出してみることにしました。餃子を焼き、チャーハンを温めて食卓に並べました。

家族は「おいしいね」「餃子、大好きなんだ」と普通に食べています。
「これ冷凍食品なの」
「すごくおいしいよ。お母さんも食べてみて」
夕子さんは少し拍子抜けしました。これまで気にしていたのは、自分だけだったのかもしれません。

家族は「おいしいね」「餃子、大好きなんだ」と普通に食べていた

冷凍食品は手抜き、最終手段。
夕食には出さないもの。そう思い込んでいた気持ちが、少し軽くなったように感じました。
夕子さんは思いました。「あのときブロック解除して本当によかったわ」
今では冷凍食品も上手に取り入れて、夕食作りを続けています。

(公認リサーチャー 阿部桃子)

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