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自分の気持ちに寄り添ったら転職することになりました

*目次

今の仕事は嫌いではありません。しかし、今の仕事における自分の役割は終わったと感じました。違う仕事がしたいという思いはありますが、何がしたいか分かりません。そこで、今の仕事を辞めると決めた後の不安はブロック解除で手放してみることにしました。すると、新しい仕事が舞い込んできました。

今の仕事を定年まで続ける?

私は大学を卒業してから、児童入所施設での仕事を続けて25年ほどになります。
入職当時、入所している子どもたちは荒れていました。
また子どもたちを世話する職員が少なく、職員の活気がありませんでした。
私は子どもたちとも職員ともたくさん話し合い、気持ちを共有し少しずつ改革を進めていきました。

その結果、子どもたちも職員も随分明るくなりました。
私は職場を良くするために貢献してきたと自負しています。

ですが、昨年頃から、今の仕事を定年まで続けることに疑問を持ち始めました。
ブロック解除に出会い、様々なことをブロック解除していく中で疑問が湧いてきたのです。

ある時、自分の口から思ってもみなかった言葉がでました

そんな中、職場の改築の話が持ち上がりました。老朽化した職場はいよいよ建て替えが必要となったのです。
改築の設計図や議事録を上司から見せてもらうと、現場の意見が反映されていないと思うような内容でした。
すると自分の口から、
「こんなに現場の意見が反映されない改築をするのなら私はここで働けない。
私は今まで十分やってきた。私は自分の役割は終わったと思っている。」
という言葉が出たのです。
私はとても静かにその言葉を語りました。
私がそんなことを言ったので上司は驚いているようでしたが、何より自分が驚きました。

私の心は変わりませんでした

その後、改築の会議に参加するようになり現場の意見が取り入れられ、限られた条件の中で最大限の工夫を行うことができ、改築は無事終わりました。

今の仕事は嫌いではないので、このまま働き続けることは自分にとって楽です。
しかし私の中に湧いてきた「自分の役割は終わった」という思いは変わることはなく、改築後の新園舎を心から喜んでいない自分がいました。

ブロック解除したら、新しい仕事が舞い込んできました

ブロック解除を重ね、様々な不安を取り除いていくと、
私は自分の気持ちに正直に生きることが不安ではなくなっていきました。
長年働いてきた職場を今年度で退職することを決め、職場の仲間や関係者に伝えました。

退職後、次は何の仕事をするのか尋ねられましたが、次のことは何も決まっていませんでした。とにかく、今の仕事は役割が終わったので退職する、そのことだけがはっきりしていました。

すると、何人かの職場外の仲間から、新しい仕事の誘いを受けるようになりました。
私は何をしたいのか、ブロック解除を通して自分と向き合い、
誘いの中から、やってみようと思えた仕事に挑戦することを選びました。

自分の本当の気持ちに向き合えるのがブロック解除です】

安定していた仕事を手放し、新しい挑戦をすることを選んだ私の心は、今晴れやかです。私はまさか自分が転職するなど思っていませんでした。
しかし転職を選んだことで、私は自分の心が赴いたところに身を置いて良いのだと思いました。
今の職場も、私がいなくなることにより進化することができると心から思います。

みなさんも、自分の本当の気持ちを聞くためブロック解除を試してみてはいかがでしょうか?

(公認リサーチャー 藍沢千波)

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