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親の面倒は私が見なければならない⁈ブロック解除が役に立った(後編)

父親は杖を使えば何とか歩けるようになっていた

*目次

真紀子さんは地方に住む親のことが気がかりでなりません。職場の同僚、綾乃さんがブロック解除を受けて悩みが解決したという話を聴き、自分もマインドブロックバスターに会ってみようとカフェセッションに出かけました。

カフェセッションを受けてみた

真紀子さんは綾乃さんにブロック解除の話を聞いて、カフェセッションを受けることにしました。予約当日会場に行くと、カフェの片隅に落ち着いた雰囲気の女性が座っていました。

「マインドブロックバスターの方ですか?」

「はい、マインドブロックバスターの桃香です。どうぞお座りください」

真紀子さんは
「地元に暮らしている親のことが心配で。面倒を見なければいけないと思うのに何もしてあげられなくて、罪悪感を感じるんです」と話しました。

「そうなんですね。ご高齢の親御さんとの関係でお悩みの方は結構いらっしゃいます。ブロック解除がお役に立てると思いますよ」

桃香さんは真紀子さんの手を取って、ブロック解除を行いました。真紀子さんはブロック解除の間、何が起きているんだろうと何となく落ち着きませんでした。

終わってみると、不思議と気分が軽くなっていました。桃香さんが
「潜在意識が働くまでお待ちくださいね」と笑顔で送り出してくれました。
真紀子さんは、何か変化が起きるといいなぁと願いながらカフェを後にしました。

ブロック解除の効果があった

月末、真紀子さんは車で実家へ向かいました。車中で
「あれ?私、意外と落ち着いてる。これってブロック解除のおかげかしら」とふと思いました。

実家に帰省すると、父親は杖を使えば何とか歩けるようになっていたのでホッとしました。妹も駆けつけてくれていたので話が出来ました。

父親は杖を使えば何とか歩けるようになっていた

妹に「私がこっちに戻ってこなくて大丈夫かしら?」と聞くと
「今のところは大丈夫よ。お姉ちゃんは昔から責任感が強いから、私が何とかしなくちゃって思うんだろうけど、心配しないで」と言ってもらいました。

「そうね。私も実家のことをないがしろにするつもりはないの。私に出来る事があったら言ってね」

 

真紀子さんは、妹と話をしていてはっとしました。自分ひとりで親の面倒を見なければと思い込んでいたのです。まわりの力を借りていいんだと思えて、気が軽くなりました。

滞在中、近所の人達が入れ替わり立ち代わりやってきました。そして、父の代わりに植木に水をやったり、父の散歩に付き添ったり、当たり前のように父の世話を焼いてくれました。

お隣りの早川さんには
「お父さん歩けるようになって本当に良かったね。ウチは隣りなんだから、手がいる時は声かけて」
と言ってもらいました。

近所の八百屋さんは
「真紀子ちゃん、お父さん大変だったね。みんなで心配してたよ」
とねぎらってくれました。

「まさに、遠くの親戚より近くの他人ということね」
真紀子さんは、高齢化が進む地方は近所付き合いがいかに大切かを実感しました。自分の親が、近所の人たちと助け合っているから生活できていることを目の当たりにして、やっと安心できたのです。

「私がひとりで背負わなくても大丈夫」そう思うことが出来たら、真紀子さんが両親に対して感じていた罪悪感がサーッと消えていきました。

「ブロック解除のおかげで罪悪感が消えたのね。すごい!効果があったわ」

ブロック解除のおかげで罪悪感が消えた

真紀子さんは、心配事があったら、またブロック解除を受けてみようと思いました。

(公認リサーチャー 阿部桃子)

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