お米が高くて困った！をブロック解除

お米のストックが心細い

田中家は3人の子供とお姑さんの6人家族です。一回にお米を5合炊いても無くなるほどみんなよく食べます。

最近のお米の値上がりで近くのスーパーでもお米が品薄になり、今まで買っていた10キロ袋が店の棚から消えました。5キロ、2キロのお米さえひと家族一点までとなり、家のお米のストックが心細くなってきました。

お米が足りないことをブロック解除！

この家の主婦、実佳さんは40代のマインドブロックバスターです。
家計簿を旦那さんに見せながら「このままだと給料日前には、お米買えないかも。ストックは心もとないし。麺料理とか粉物料理が多くなるよ」と言いました。

旦那さんは「子供達も育ち盛りだし、米なしはキツイよな。母さんも和食好きだしなぁ…。米はそのまま、他の予算のどこが削れるか考えよう」と2人でため息をつきました。

実佳さんは「新聞をやめてみる？最近新聞を取ってない家も多いみたいよ」と提案してみました。田中家は旦那さんがある野球チームのファンで一般の新聞のほかにスポーツ新聞もとっているのです。

旦那さんはあまり良い顔をしませんでした。
「うーん、考えてはみるけど…」

ブロック解除で何か変わるだろうか、と思いついた実佳さんは「お米が高くて買えない」「家のお米が足りない」「旦那が新聞の契約を見直ししてくれない」と心に浮かぶネガティブな気持ちを次々にブロック解除していきました。

新聞屋が来て

次の休日に新聞屋さんが集金にやってきました。

実佳さんは旦那さんにそっと「スポーツ新聞だけでも契約解除したらお米買えるんじゃない？」と耳打ちしました。

旦那さんはそれを聞いて新聞屋に「契約はいつまでだっけ？」と聞きました。
新聞屋は「実は来月で切り替えなんです。頼みますよ、サービスしますから。契約を続けてくださればこのカタログから好きなものをプレゼントしますので」と三つ折りのパンフレットを差し出しました。

ふとみると、そこに新潟産コシヒカリと書いてあるじゃありませんか！「えっお米もあるの？」と実佳さんが聞くと、「最近お米が高くなってから大人気で、もう無くなりそうな勢いなんですよ」と言うのです。
旦那さんは「契約してもいい？」と目配せしてきます。

スポーツ新聞大好きだもんなぁと思った実佳さん、
「うちは新聞とスポーツ新聞二つだから、お米二つくれるなら考えるわ」と言ってみました。

「もちろんです。一年契約してくださるなら5キロを二つお持ちしますよ！」と言うのです。
旦那さんに笑顔でOKした実佳さん。田中家は、今までの生活は何も変えずに10キロのお米をゲットすることができました。

みんなが大喜びの結果に

ブロック解除してから1週間もたってないのに、買わずに10キロのお米が手に入った！すごい効果だわ！と実佳さんは改めてびっくり。

新聞屋さんから球団のノベルティももらった旦那さんからは「実佳、契約継続してくれてありがとう〜！」と逆にお礼を言われました。

スポーツ新聞の契約を切らずに済んだ旦那さんも、お米大好きな家族も、みんなが大喜びの結果になりました。
実佳さんはマインドブロックバスターの資格を持っていてよかったと思いました。

（公認リサーチャー　鷲浦朱里）