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人前で緊張してしまうクセをブロック解除!

人の視線が自分に集まる自己紹介の時間がとても苦手

*目次

新年度が始まり、学校や職場で初対面の人に会う機会が増えた方もいるのではないでしょうか?今回は人前で緊張してしまう菜美さんのお話です。

自己紹介の機会が多い春は苦手!

菜美さんは23歳の会社員。昨年新卒で就職して、やっと仕事に慣れてきたところです。

学生の頃から緊張しやすかった菜美さんは、人の視線が自分に集まる自己紹介の時間がとても苦手です。喋りながら今、自分はどう思われているかと考えると、ますますいたたまれなくなるのです。

人の視線が自分に集まる自己紹介の時間がとても苦手

昨年は自己紹介のたびに手汗びっしょり、絞り出した小さな声で名前と出身県を言うだけで、どっと疲れていました。

やっと会社に慣れて来たと思ったら、またこの季節がやって来たか…今年はうちの部署に新人が入ってこないと良いな、菜美さんはそんなことを思っていました。

先輩に声をかけられて

ある日、菜美さんの仕事の担当者が栄転され、担当が代わることになりました。

菜美さんは「おめでとうございます」と言いながら、近々新しい担当者への挨拶があるのか、ちゃんとできるだろうか、と考えて少し憂鬱な気持ちになりました。

帰社してため息をついた菜美さんの様子を見て、先輩社員の高岡さんが声をかけてくれました。さらに給湯室でお茶を淹れてくれました。
「どうしたの?」
「今度担当者が変わることになったんです。実は私、初対面の人が苦手なんです。なので新しい担当者への挨拶が憂鬱で…。緊張しちゃって全然声も出なくなっちゃうんです」

先輩社員が声をかけてくれた

高岡先輩はニコッと笑って言いました。「誰にでも苦手なことはあるわよ。実はね、私にも緊張して喋れなくなっちゃったこと、何度もあるのよ」
菜美さんはうつむいていた顔を上げました。「先輩が?全然そうは見えないですけど、何か秘訣とかあるんですか?」

高岡先輩は「マインドブロックバスターって知ってる?私には友人にマインドブロックバスターがいるの」と菜美さんに友人の話を始めました。

「その子はね、いつもニコニコしてて、懸賞に当たったり、めっちゃ運のいい子なの。ある日、なんでそんなに運がいいのか聞いたらね、騙されたと思って試してみてって私にブロック解除をしてくれたの。」と初めてブロック解除を知った時のことを話してくれました。

「そしたらね、緊張しいの私がその後のプレゼンで不思議と自分に人の視線が集まっている感覚があまり気にならなくなってたの」と言うのです。

プレゼンで視線が集まっている感覚が気にならなくなった

「ちょっと待ってください、そんな都合のいいことあります?先輩の気のせいとかじゃないんですか?」菜美さんは少し話を盛った作り話なんじゃないか、と思わず言い返してしまいました。
「そうよね、だけど私は本当にその時ブロック解除で助けられたの。菜美さんが今困っているなら、私みたいに騙されたと思って体験してみてもいいと思うよ」と先輩はお茶を飲み終わって業務に戻っていきました。

今の話、本当だろうか…なんか怪しくないかなぁ。尊敬する高岡先輩のおすすめだし、信じても大丈夫かな…

色々考えた菜美さんは終業後、帰りの電車の中で「マインドブロックバスター」とスマホで検索してみました。

いろんな体験談を見るうちに、高岡先輩のような方がたくさんいるのだなということ、そしてなにより信頼している高岡先輩の友人ならきっと安心しても大丈夫だなと思えてきました。

そこで高岡先輩に頼んで、友人の裕子さんというマインドブロックバスターさんを紹介してもらいました。

裕子さんとLINEがつながると、なんかワクワクしてきました。マインドブロックバスターの資格を持つ人に会ってみたいなと言う気持ちが高まってきました。

ブロック解除を受けてみたら

菜美さんは休日に裕子さんと待ち合わせをしました。初対面なのでどんな人かとドキドキしましたが、高岡先輩から聞いていた印象そのままの、にこやかで優しそうな女性で肩の力が軽くなりました。

「自己紹介が苦手」「初対面の人とうまく話せない」というブロック解除を受けた

カフェで雑談をしていると人見知りの菜美さんがびっくりするほど、スムーズに緊張しないで安心して話せていました。

菜美さんは、思い切って「自己紹介が苦手」「初対面の人とうまく話せない」というブロック解除を受けました。

それでもあっという間に終わったので、体験はしてみたけれど、本当にこれで潜在意識が変わったのかしら?と半信半疑に思いながらその日は帰りました。

不思議と緊張せずに挨拶できて

数日して、菜美さんは新しい担当者に挨拶するため、取引先を訪問しました。初めてお会いする方にちゃんと話せるだろうか、とドキドキしながら担当者と名刺を交換。

とても第一印象の良い人で、不思議と緊張せずに挨拶ができました。

「緊張せずに名刺交換できたわ。いい人で良かった、ラッキーだったわ!!…あれ?これって、もしかして、こないだのブロック解除の効果なのかもしれない!!」

菜美さんは帰社する地下鉄の中で、気持ちよく自己紹介できたことに驚いていました。

不思議と緊張せずに挨拶ができた

菜美さんは、こういういいことが続くのがブロック解除のおかげなら、またやって欲しい!!と思いました。そして緊張が続きそうな、いいタイミングで先輩から資格を持っている人を紹介してもらって知り合えてラッキーだったと喜びました。

高岡先輩にもお礼を言いました。「新しい担当者の方に緊張せずに自己紹介できました。疑っててごめんなさい、先輩が教えてくれた秘訣、ブロック解除ってすごいですね!先輩の言う通り体験してみて本当によかったです。今度、よかったらお礼させてください」

「喜んでもらえただけで十分よ。紹介した甲斐があったわ。そうね、じゃあ今度、裕子も誘って飲みに行かない?」先輩もとても嬉しそうでした。

「いいですね!!ぜひ!!」そんなことを話して、菜美さんはふと、職場の人と飲みにいくのが初めてなことに気がつきました。

「これからは何か不安になったり困ったことがあった時は、私にはブロック解除っていうお守りがついている!!人見知りから脱出できるかも」そんなことを思いました。

菜美さんは、いつか後輩が困っていたら今度は私がブロック解除のことを教えてあげよう、と思いました。

(公認リサーチャー 鷲浦朱里)

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