無意識に口にしていた甘いもの
マインドブロックバスターの朱実さんはある日、息子から「そういえばママ最近ちょっと太ったんじゃない?」と言われました。そうかなぁと思いながら体重計に乗ってみました。
思わず体重計を二度見してしまいました。「わー、こんなに体重増えてるー!!」と驚くと、息子から「でしょう？ママ、気づいてない？みんなのデザートに、ってアイス買ってくるけど、食べてるの、ほとんどママだからね。」と言われたのです。
「えっ、そうだったの?まったく気づいていなかったわ」と言うと、夫からも「それだけじゃないよ、見てよ、資源回収に出す空のペットボトルの数！これほぼママが飲んだドリンクだよ」と言われました。
フルーツティーやスポーツドリンクの空きボトルの山を目の当たりにして、朱実さんは「うわぁ…太った原因は、アイスの食べ過ぎ、甘いドリンクの飲み過ぎってことね…」と大反省。
家で無意識に甘いものを食べているだけでなく、通勤帰りも冷たいフルーツティーなどを購入して飲みながら帰っていることに気づいたのでした。
「甘いものを食べすぎる」をブロック解除
毎日少しずつの不摂生が数ヶ月も続いて、体重が増えていたという現実を直視したものの、それでも朱実さんはお楽しみの冷たい甘味をやめると、まだ続く残暑を乗り切れない気がしています。
「そういえば、甘いものを食べ過ぎる、飲み過ぎるっていうのもブロック解除でやめられるのかしら？」とふとブロック解除のことを思い出しました。
今までこんなことをブロック解除できるとは思ってもいなかったのですが、とにかくやってみようと思い「冷たくて甘いものがないと毎日が乗り切れないと思っている」をブロック解除してみました。
気がついたら自然とダイエットできていた！
その日の夜、子供達から「明日から家の麦茶を水筒に入れて学校に持っていきたい」と言われました。
朱実さんは「そうだ、私もマンゴーティーやライチドリンクを買うのをやめて麦茶にすればカロリーダウンになるわ！」と思いつき、自分用の水筒も用意しました。
夜には、朱実さんが食事が終わってデザート食べようかなと思った時に、息子から「今、部活終わったよ。お腹ぺこぺこ、早くご飯食べたい」とラインが入りました。
あわてて息子の夕食の準備に追われた結果、デザートを食べずにいられるということもありました。
結局ブロック解除をしてからというもの、特にダイエットをしたわけではありませんが、いろんな要因が重なってアイスやデザート、甘いドリンクが減っていったのです。
このような状況が続いてくると朱実さんは喉が渇いても「日本人には日本人の体質に合った麦茶が一番よね」「今日は甘いデザート食べなくてもいいか」と思えるようになり、最近では少しずつですが、体重も戻りつつあります。
ブロック解除すると無意識の行動が変わるので、やめたい習慣がなかなか変えられない人はブロック解除をしてみるといいですよ。
［公認リサーチャー 鷲浦朱里］
