高齢になった母親の認知症が心配
50代後半、親の介護が心配な年代になりました。気になって毎週実家に母の様子を見に行っています。同年代の友人とは親の介護、特に認知症についての話で持ちきりのこの頃。
皆さんの周りはどうですか?
実家は父が亡くなって1年余り。80代の母は郊外の古い住宅街に一人暮らし。父の介護はほとんど母がやっていました。気丈な人で、何でも自分でやらないと気が済まないタイプです。
それなのにここ数ヶ月、鍋を焦がしてばかりいると思ったら、そのうち料理自体をしなくなり、外出もせず引きこもりがちになっていました。
この頃はさらに、実家に行くたび
「また、ないの?」
母の探し物に振り回されてうんざりしていました。
物忘れや失くし物がどんどんひどくなっていました。
母とは「言った言わない」でしょっちゅう喧嘩。
イライラが募り、会うたび辛く当たってしまい後悔する繰り返し。
「お母さん認知症かも?」と不安になりますが、母には何も言えないし、誰にも相談できずにいました。
マインドブロックバスターとの出会い
私はもともと不安感が強くて1人で悶々と悩み、本を読んでは解決策を探していました。
ある時図書館で栗山葉湖さんの「いつでもどこでも3分で心のブロックが消える本」に出会いました。
この本を読んでこれだ!と思い、まずは体験会に参加、その後講座を受講しマインドブロックバスターになったのです。
母が認知症かも?という不安をブロック解除してみた
心のブロックを解除すると不安感は薄れて行きますが、認知症が治るわけではありません。
それでもやってみようかと思い、
「母が認知症だったらどうしよう」
を自分でブロック解除してみました。
すると、しばらくしてチャンスが訪れました。
たまには気晴らしにと隣り町でやっているゴスペルのサークルに行ってみました。
そうしたら友人の洋子さんに会ったのです。
洋子さんは介護職についていて、めったに練習に出てきません。
せっかくだから帰りにお茶することになりました。
洋子さんに
「なんだか元気ないね」
と言われてしまい、思わず
「実はね」
と母が認知症かもしれないと言う話をしてしまいました。
「ここで相談なんかしてごめんなさい、仕事じゃないのにね。」
すると、洋子さんは
「私は地域も違うし、これは相談じゃないから」
と、まず認知症の検査を受けること、どの病院に行けばいいかを教えてくれたのです。
好意で良い情報を教えてくれた洋子さんに、なんとお礼を言っていいか咄嗟に出てこないほど感謝の念でいっぱいになりました。
認知症の心配がなくなり母も元気に
洋子さんに相談することができて気持ちも随分軽くなりました。
そのおかげで
次に実家に行った時、思い切って母に
「検査受けに行く?」
と聞けたんです。
すると、意外に母はすんなり
「行ってみようかな」
と言うではありませんか。
びっくりしました。
どうやら母自身も不安だったようです。
早速、病院に予約を入れました。
病院で検査を受けたところ、幸い認知症ではないという結果でほっとしました。
母も不安がなくなって、だんだんと外出するようになり、以前より明るくなりました。
『潜在意識が変わると現実が変わる』を実感できたブロック解除
ブロック解除のおかげで、めったに会うことのない洋子さんにベストタイミングで会えて、しかも必要な情報を得ることができました。
症状が進んでしまう前に検査を受けられて良かったと思います。
1人で悩んでいるだけでは何も解決しませんでしたが、ブロック解除をやることで私の不安が解消されただけでなく、母が元気になったことが嬉しいです。
心のブロックは、自分では気づけないもの。
どうしたらいいか悩むとき、そこには心のブロックがあるかもしれません。
心のブロックを解除して、潜在意識が変われば現実は変わります。
あなたもブロック解除を体験してみませんか?
(公認リサーチャー 阿部桃子)